IB早稲田ユーカリが丘日記「囚人のジレンマ②」 

  • 2010年6月 9日(水) 18:41 JST

先日は囚人のジレンマの話しをしました。

「合理的に動いたはずが結果的に不幸を招く」という内容でした。

A社はB社の特許を使用しています。B社の特許が無ければA社は仕事が行えません。※B社は独占企業です。みなさんがB社なら使用料は、どのように取りますか?①独占企業なので、ここぞとばかりに使用料を取る。②独占企業でも妥当な使用料をとる。

①を選択した場合、A社の経費を圧迫して倒産するかもしれません。もしくは、代替案を考え契約を打ち切る可能性もあります。倒産や契約を打ち切られたのならB社にとっては不幸そのものになります。B社にとっては売り上げを伸ばすため、合理的に動いたつもりでも長期的にはA社にとって合理的ではありません。ここでは、②を選択してA社とB社の契約が長期利益ににすることが得策と考えるべきなのです。

例えば試験前日に徹夜をします。いわゆる一夜漬けです。試験で点数を取るため合理的に勉強をしたつもりでも試験時間で眠って zzZ・・・ しまったら意味がありません。合理的に勉強する生徒が一夜漬けをするはずがないとは思いますが。

「合理的に動いたはずが不幸な結果を招く」 

「合理的」とは「楽をすること」ではありません。インド式計算方法という合理的な解き方が流行りました。頭の体操にはとても使える問題集だと思っております。しかし私は合理的に解くことも重要ですが、まずは手を使って無駄に計算式を書くという行為も必要な気がしております。