先日は囚人のジレンマの話しをしました。
「合理的に動いたはずが結果的に不幸を招く」という内容でした。
A社はB社の特許を使用しています。B社の特許が無ければA社は仕事が行えません。※B社は独占企業です。みなさんがB社なら使用料は、どのように取りますか?①独占企業なので、ここぞとばかりに使用料を取る。②独占企業でも妥当な使用料をとる。
①を選択した場合、A社の経費を圧迫して倒産するかもしれません。もしくは、代替案を考え契約を打ち切る可能性もあります。倒産や契約を打ち切られたのならB社にとっては不幸そのものになります。B社にとっては売り上げを伸ばすため、合理的に動いたつもりでも長期的にはA社にとって合理的ではありません。ここでは、②を選択してA社とB社の契約が長期利益ににすることが得策と考えるべきなのです。
例えば試験前日に徹夜をします。いわゆる一夜漬けです。試験で点数を取るため合理的に勉強をしたつもりでも試験時間で眠って zzZ・・・ しまったら意味がありません。合理的に勉強する生徒が一夜漬けをするはずがないとは思いますが。
「合理的に動いたはずが不幸な結果を招く」
「合理的」とは「楽をすること」ではありません。インド式計算方法という合理的な解き方が流行りました。頭の体操にはとても使える問題集だと思っております。しかし私は合理的に解くことも重要ですが、まずは手を使って無駄に計算式を書くという行為も必要な気がしております。
今回は、経済学の話しをしたいと思います。
経済学の領域であるゲ-ム理論において、囚人のジレンマは具体例としてよく挙げられます。内容は個々の最適な選択が全体として最適な選択とはならない状況。いわゆる、非ゼロ和ゲームの代表例でもあります。簡単に言いますと合理性が不幸を招くということになります。
☆ここに共同犯罪を犯した2名の囚人がいます。警官は自白をさせるために、司法取引の条件を囚人各々に説明します。
1) 2人とも黙秘したら、2人とも懲役10年
2) 1人が黙秘1人が自白。その場合に自白者は懲役5年、黙秘者は懲役30年
3) 2人とも自白したら、2人とも懲役20年
上記を図で表しますと ↓ なります。
囚人B 黙秘 囚人B自白
囚人A 黙秘 (A10年 B10年) (A30年 B5年)
囚人A 自白 (A5年 B30年) (A20年 B20年)
このとき、囚人は共犯者と協調して黙秘すべきか、それとも共犯者を裏切って自白すべきか、というのが問題となります。
囚人2人にとって、互いに自白(裏切り)をして20年の刑を受けるより互いに黙秘(協調)しあって10年の刑を受ける方が得です。しかし囚人達が自分の利益のみを追求している限り、互いに裏切りあうという結末を迎えます。なぜなら囚人Aは以下のように考えるようになります。
① もし「B」と協調すれば10年で済むが裏切れば5年で済む。だから裏切ったほうが得である。
② もし「B]が裏切り、A(自分)が協調を選べばBは5年だが、自分は30年になるので、やはり裏切って20年になるほうが得である。と考えてしまうのです。
目先の利益だけを考え合理的な選択をしたはずが、相対的に考えると実際は不幸になってしまうことを分かりやすく説明しているのです。
現実における囚人のジレンマとして、核兵器の保持があります。世界の核保有国が協調をして核放棄を行えば世界平和は見えてきます。しかし、ある国が裏切って核保有をするかもしれません。その脅威を考えれば、核を保持していることがよいと考えてしまいます。
次回はこの囚人のジレンマを踏まえて仕事や勉強について考えてみたいと思います。
日本人は誰よりも早く出社をして誰よりも遅く退社をする長期労働を「美徳」とする傾向があります。
①業務が大量で終わらない。
②業務の進行が人よりも遅い。
③業務外の仕事が多い。
長期労働の理由は、この3点に絞られると思います。(管理監督者は時間管理に該当しないので、ここでは省略させていただきます)
①の事由では、上司が仕事の裁量を間違っているので、仕事をワ-クシェアするようにすれば改善されます。②の事由では、②のような人は心配症のため仕事が遅くなりがちです。心配の程度を和らげるようにして業務のスピ-ドを上げさせ、他の人にチェック機能を持たせるようにすれば改善されます。③の事由では、他の要因を考え他部署などと連携することにより改善されます。
なによりも、長期労働は上の意識を少し変えるだけで、劇的に変わるのです。しかし、長期労働の最大の理由は、残業代目当てが多いようにも・・・
勉強は上記の②のチェック機能が大事でチェック機能がしっかりしていないと成績が伸ないように思えます。「何が足りなく何が必要なのか」、定期試験や志望校判定テストの復習を行い自分自身で自己チェックが出来る生徒は間違いなく伸びるでしょう!!
「知らないことを知りたい」という欲望も大事ですが、「知っていることを忘れない」という作業も大事なことを知っていて欲しいと思います。
私が20代前半の時の上司は、部下を放任する放任主義でした。他部署のGM等に「オレは部下を放任しているから」と良く℡で話していました。合わせて「部下を信じているから放任なんだ」とも言っていました。
「指示待ち人間」という言葉を良く聞きます。指示がなければ動けない、そして動かない。このような人は、「今、何が足りなく、何が必要か」考える習慣がないと思います。だから、自分が「指示待ち」ということにさえ気づいていないような気がします。指示待ちの人がいたら、まずは、「自ら目標を決め、実行する」訓練をさせる必要があるのではないでしょうか。指示待ちは上司の裁量で大きく変わることでしょう。
ちなみに、その時の上司は放任と言いながらも、しっかりと怒り、フォローをしていました。なによりも、離職率が高い会社でしたが、離職者が出なかったです。課員が同じベクトルを持ちお互いに助け合って仕事をしていました。
放任と放棄は同じようですが、放任は自由でありながら見守って育てることであり、放棄は自由であり、かつ無関心なことです。
それとは別な考え方が、管理と過保護が当てはまると思います。管理は相手に裁量権は与えますが、全ての行動を把握します。過保護は全てにおいて管理をします。
教育関係で働いていると、「放任」と「放棄」、「管理と過保護」何が1番よいのか考えてしまいます。年齢・性格にもよるかと思います。「何から何までお膳立てしないと勉強しない生徒」「自ら進んで問題集を解いてくる生徒」「ちょっとでも目を離すとサボる生徒」・・・
保護者が塾に求めているのは様々です。やはり1番多いのは「成績を上げて、志望校に合格する」ことです。最近の子供達を見ていますと、「過保護なくらい過保護に」勉強計画を一緒に作り手取り足取り指導をする事が目標達成に1番の近道のようにも思っています。
しかし、目標達成のためにはこれでよいかもしれませんが本当にこれでよいのか・・・自問自答です。
先生も生徒も大人にならないといけない問題のように思えます。
本日、鳩山総理が辞任をしました。鳩山総理の根拠の無い言動には気になりましたが、今最も気になるのは次の総理が誰になるかです。
今回の辞任は、夏の参議院選で落選候補の圧力があったことは間違いないと思います。しかし、鳩山総理以外で民主党に目ぼしい総理候補がいるのでしょうか。
組織で重要なのはトップの意見を従業員へ上手く伝えることのできる人材がいるかどうかです。この頭脳軍団の人数によって組織の成長性は変わってきます。上記で言うと、鳩山さんの迷言?を国民へ上手に伝えられなかった官房長官や民主党の幹部が悪いということになります。トカゲのシッポ切りのように総理を変えただけで、夏の参議院選挙に勝とうとしている落選候補にも呆れます・・・
上から仕事を振られた時、その仕事を分かりやすく他人に説明できるか訓練をしてみると仕事の本質が広がるのではないでしょうか。納得がいかない仕事もあるかと思いますが・・・
「人の意見を聞く、理解する、伝える」これは勉強でも役に立ちます。例えば聞くを読むに置き換えると、「読む、理解する、解く」となります。読解力が養い答え方が身についてきます。
相手が何を言おうとしているのか考え、それを自分なりに理解する。問題を読み何を解かせようとしているのか考えてみる。この繰り返しで勉強の理解度が増すと思います。組織での朝令暮改は困ります。しかし、その時は自分の経験を積む良い訓練だと思ってください。
Mr.children の歌の中に、「例えば誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ・・・」と言う歌詞があります。
これを呼んでいるみなさんは、もし世界が救えるとしたら名乗り出ますか?私はたぶん・・・いや、絶対に名乗り出ません。歌詞の通り、誰かが名乗り出るだろう?と考えてしまいます。
仕事にも通じることがあり、「誰かがその業務をやるからやらなくて良いだろう」とか「その業務は面倒くさいから誰かがやってくれるのを待つ」とか、色々な場面で人任せなことを考えることはあると思います。
しかし考えてみてください、本当に必要な業務ならば人任せにできますか?むしろ人任せに出来ないと思います。人任せにできる業務は本来は必要のない業務で、なんとなくの作業になっています。仕事をする際には、業務改善やコストセ-ブなど自分がやる仕事、やらない仕事、他人がやる仕事を見極めることが大事なのではないでしょうか?
しかし、この歌には続きがあり、「つまずいたり、転んだりするようなら、そっと手を差し伸べるよ」と最後を〆ます。
現代では、他人と干渉する事なく生きることは難しいです。困っている人がいたら、手を差し伸べられる「優しさ」を持てる人間になりたいですね。
『もういちど読む山川日本史・世界史』を読みました。改めて読んでみると、高校時代にはたいして面白くない分野も今読むと興味が沸く箇所もありました。
世界史を語る上で外せないのは、世界中の宗教観だと思います。一神教もいれば多神教もいます。日本では、「八百万の神」といわれるように多神教の一つです。釈迦もキリストも日本にくれば神々の一人という扱いになります。
では、「上司は絶対」の組織はどちらになるでしょうか?これは、一神教ですね。一神教は、信じぬくという芯の強さがあると同時に、他の価値観を排除するという一面もあります。
従業員が一致団結をして目標のみに向かって進む、こういう時期の企業は、一神教の強さが発揮できます。上司が「右に行けと言えば右に。左に行けと言えば左に」このベクトルの一致が一神教の強さなのです。
例えば、ユニクロは経営不振から復活をしました。この強さは、柳井氏が社長に就任したことが原因だと思います。復活を合言葉にカリスマ柳井社長のユニクロは一致団結したのではないでしょうか!!
しかし、「上司絶対(一神教)」は環境の変化には対応していません。「様々な選択肢からその都度、適切な判断をする」という環境の変化に対応する場合に、上司絶対の企業は崩れるのです。一神教の強さを持ちながら多神教の良さを取り入れる。これが会社の繁栄に重要な役割ももたらします。
では、勉強はどうでしょうか?
「絶対にやりぬくという」気持ちの強さ。これは一神教ですね。「入試には傾向があり、その時代のトレンドを早く取り入れ勉強をする」これは多神教ですね。
「個の強さと和の柔軟性」日本人は生まれながらに持っていると思います。「最後まで諦めない気持ちの強さと先生の話しに耳を傾けられる柔軟性」成績のあがる近道なのではないでしょうか?
来月から4年に1度のワ-ルドカップが始まります。日本代表も発表されました。その中の本田選手の一言が「ビックマウス」等などと言われています。
自信がある故に、大きな発言をしているのか、それは分かりませんが、「自信のあること」はいけないことでしょうか?
B’zの歌に「信じるものしか救わないせこい神様拝むよりは僕とずっと一緒にいるほうが幸せになれるから・・・」という歌詞があります。この歌詞を見ると、この人は、かなりの自信家です。
日本人の多くは無神教です。神様ですら信じるのが弱い日本人にとって、人を信じることは難しいのかもしれません。しかし、B’zの歌詞では「神様なんかより人間のオレを信じろ」と言っているのです。
自信とは「自分を信じて責任を果たすこと」です。
これを見ている読者は、自信を持って仕事をしていますか?自信がある人は他人の意見に耳を傾けられます。しかし、仕事をしていると、人の意見を聴かずに自信過剰気味になんでも「NO」と言う人がいます。この人は自信があるのではなく、自分の保身のために「NO」を言っているのです。そのため本当に自信があるわけではないのです。自信は、緊張が保たれるレベルで持つべきモノです。自信のある人は魅力的で、何事にも挑戦する力があります。
最後に勉強についても話しをしたいと思います。
勉強にも自信は必要です。先ほども言いましたが、自身とは責任です。自信がない生徒は、自分に責任を持ちたくない。いわゆる、勉強をしたのに点数が取れないときの言い訳や逃げを作っているだけなのです。
自信を持つためにまずは確信を持たなくてはいけません。確信を持つまでコツコツと勉強をしましょう!!
自信をもっている生徒は「ヤル気」に満ちています。
自信のある生徒が多数いるユ-カリが丘校の問い合わせ先:043-460-3335 担当 伊藤
学生と社会人の違いはなんでしょう?という質問は、就職活動をする上で必ず面接時に聞かれる質問だと思います。社会人としてのマナーは学生では習いません。学生時代では、バイトなどで年上の方との日々の生活の中で学ぶモノでしょう。
最近、お昼時にエレベーターに乗ることがありました。そのエレベーターでは、ある会社の御一行と一緒になり、会社の御一行とは別に5人ほど乗っておりました。さて、この会社の御一行が降りるときに問題が発生しました。
会社御一行のお偉いさんがエレベ-タ-の奥に乗っていたため、エレベ-タ-手前の若手は奥のお偉いさんが降りるまで、なかなか外に出ません。そのため、会社とは全く無関係のエレベ-タ-の真ん中に乗っている人が降りれられ無いのです。そして、奥のお偉いさんは、何もなく当たり前のように外に出ます。そうしたら、ぞろぞろとその会社の若手くんたちは誰もエレベ-タ-に乗っていなかったように外に出て行きました。最後に残ったのは、その会社と全く関係のない赤の他人なのです。
その会社では会長や社長の肩書きでも、一歩外に出てカイシャ以外の人から見れば、会長や社長ではありません。ただの人です。会社のルールは会社内で発揮する分けで、カイシャと関係の無い人からすれば、社内ル-ルは、よい迷惑です。
先ほど場面では、エレベ-タ-の入り口近くに乗っている若手くんたちはスム-ズに外に出て、中にいる人達を円滑に外に出す役目を果たすべきだったのです。社外の場所で社内ル-ルを適用してしまったために、数人に迷惑をかけ不愉快にしてしまったのです。これが大口の顧客だったらどうだったのでしょうか?
上座・下座などの社会人としてのル-ルは絶対に覚えるべきですが、やはり場所によっては臨機応変な対応も必要になってきます。会社内のル-ルは3年も働けば身につきます。いかにカイシャ外で使える人になるかが、会社人として重要なポイントになると思います。
学生のころは、友人達と「何時まで勉強しよう」「○○の教科は勉強しないでいいよ」「一緒に勉強しよう」など友人とMyル-ルを決めることがあります。友人と同じ時間・同じように勉強していたら成績はあがりません。無用な協定は捨てるべきです。
成績を上げる方法をよく聞かれます。私の考えですが、
「やるべきことをしっかりとやる」これに尽きると思います。
教科書が理解できていないのに、市販の問題集を理解することはムリだと思います。まずは、しっかりと教科書を理解して土台を固めましょう!!
頑張る生徒を応援します。
IB早稲田ユ-カリが丘校
担当 伊藤 ℡043-460-3335
GWはどう過ごしましたでしょうか?
私は久しぶりに数人の友人達と会い、色々な話しを聞くことができました。
人事をしている友人から聞いた話しですが、毎年新卒採用の保護者から、子供の配属先についてのクレ-ムが入るとのことでした。理由は「息子/娘は有名大学を出たのに、なぜこの部署なの?もっと花形の部署があるでしょ?」というような内容の℡が必ず入るそうです。
タイトルにも書きましたが、子離れの出来ない親が多くなっているそうです。子供が心配なのは分かります。しかし、子離れをせずに親が子供のために何でもやってしまうことは、子供の成長から大事な経験や体験を奪ってしまうことになるのではないでしょうか?これは、体験や経験を奪うだけではなく、社会に出てから必要な「自ら考えて行動する」ことが出来なくなるとも考えられます。子供に「~~やりなさい・しなさい」という言い方よりも「親はこう思うけど、~~はどう思う?」というような考えさせる言い方をすることで子供は成長していくのではないでしょうか?子供が心配でも子ども自身に解決させる事も大事な気がします。
子供に反抗期という親離れがあるのは社会に出るための第一歩なのでしょう。
ここからは、話しを勉強に置き換えます。親離れが出来ている子供は問題解決能力が高いように思えます。勉強をしていても自分に何が足りなく・何を勉強すれば良いのか理解できているので、先生に対して勉強のリクエストが自分から発することができます。それに対して親離れが出来ていない生徒は、指示を待つだけで何をどうしたらいいのか分からなく右往左往しています。
高校受験までは親の影響力が大きいのも事実です。少しずつ子離れをしてみませんか?
頑張る生徒をユ-カリ校は応援します。